ドリップコーヒーで使用する、使い捨ての紙フィルター。
白と茶色の2種類があり、漂白の有無が主な違いです。
また、フィルターの形状も円錐形、台形型、ウェーブ型などがあり、ドリッパーの形状やサイズに合わせて選ぶ必要があります。
ペーパーフィルターの主な種類と特徴
1. 漂白フィルター(白)
- 漂白剤で漂白されており、紙の匂いが少ないため、コーヒーの風味をストレートに楽しめます。
- ※一般的に有名メーカーの漂白フィルターは酵素漂白をしているため、体への悪影響はありません。
2. 無漂白フィルター(茶)
- 漂白されていないため、コーヒーにわずかな木の香りが残ることがあります。
- 漂白の工程がないため、環境に優しいという特徴があります。
繊維の密度 / シワ(クレープ加工)
ぱっと見ただけでは分かりにくいですが、ペーパーフィルターの繊維の密度やシワの深さによっても味わいが変わります。
繊維の密度
- 密度が高い:ゆっくり抽出され、コーヒーオイルや雑味が出にくい。
- 密度が低い:スムーズに抽出され、コーヒーオイルや雑味が出やすい。
一長一短なので、好みの味わいで選びましょう。初心者の方は、安定した味が出しやすい密度の高いフィルターがおすすめです。
片面クレープ加工・両面クレープ加工
- クレープ加工が施されていると、デコボコしたシワの深い見た目になります。
- 片面クレープ(外側のみ)と両面クレープの2種類があります。
- クレープ加工により、コーヒー粉の目詰まりや過抽出を防ぎ、スムーズに抽出できます。
- シワの深いペーパーフィルターの方が価格は高めですが、雑味が抑えられ、クリーンで安定した抽出が可能です。
その他のポイント
- ペーパーフィルターの厚さや素材によっても、抽出速度や風味に違いが出ることがあります。
- メーカーによって、フィルターの形状や材質が異なるため、好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
- コーヒーを淹れる前に、フィルターを軽くお湯で湿らせることで、紙の匂いを抑えることができます。
ペーパーフィルターで味が変わる!
同じ豆でも、ペーパーフィルターを変えるだけで、コーヒーの味わいは大きく変化します。
自分の好みに合わせて、いろいろなペーパーを試してみましょう。
毎日の一杯をもっと美味しくするために、、、
Coffee PANDA